憂うのは誰が為
思考が空白を持て余した時に
何も無い処をクリックするのが癖なのです
†幾ら此処が住み難いとは言っても、
外の環境に魅力を感じていると云うのに、
これでもし密集建物に転居をするとなると、
此処から一丁目飛ぶだけだとは雖も、
もう学習出来ない、聞けない、会えない。
それは少し寂しい。不便。
然し、籤が当たって強制的に転居となった場合、
まるで散歩途中で飼い主の意に反抗し、
てこでも動かないぞと言いながら引き摺られる犬の様に、
無様な姿を晒す事になって了う。
見苦しい。それは避けたい。
大人?いいえ、私の精神は未だ子供です。
憂き夜の月を長めれば
心奪われ期も奪われて
鳴く琴すらも赦されじ
粉の身委ねし無限の世界
遺棄尽く先は何邊やら