2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

陽差しと篝火

†有り難う。 何度も何度も。 伝えたい。 有り難う。

†ゆらりと立ち昇った煙は、 屋根をも越えて想いとなり、 やがて彼の地に届くだろう。

小瓶の光粒

†いつかこの小瓶の中を、 輝く光の粒で満たしたい。 今はまだ少ないけれど、 輝けるのなら、 羽ばたけるのなら、 皆へ一つずつ、 喜びという形で返したい。

夢の味

†親愛なる者から戴いた、 親愛なる國の甘い夢の味。 一時でも緊張をほぐす味。 少しだけでも落ち着けた。

菫色の憂い雨

†何故か今日この夜に限って、 突然の雨への憂いに包まれる。 好きでも嫌いでもないけれど、 雨が降っているのを知った時、 全体が徐々に倦怠感に襲われ、 精神が拗ねていくのを感じた。 学院にすら行きたくないなど、 天気予報を読んでそう思った。 おかげで…

眠さ戀し

†眠さも緊張も頂を越えると、 追加藥を服用しない限り、 不眠気味に陥って了う。 あれこれと考える脳の忙しなさ。 こればかりは抑制に手を焼くけれど、 凝としていると藥効も手伝って、 再び眠り魔がやって来て眠りに就ける。 まさに今がそうなのです。

桜杯

†逭く広大な空と、 澄んだ空氣が作り出す、 豊かで芿らかな水。 夢が眞實となれた時、 桜の杯が似合う地で、 いつか飲み干せたら。

現感

†痺れが消える様に、 少しずつもどる感覚。 手、足、思考、緊張。 此処は何処なのだとか、 考えたりはしたくない。 私の中にあるものは、 いつも心の中にある。 その日まで。

銀の翼

†優しさの風を浴びたなら、 今度は自らの力で羽ばたける様に。

待つ亊の大変さ

†待つ亊の大変さを、 心躰を崩して解った。 さすがに精神が痛い。 躰にも影響が出ている。 だけど負けたくない。 いつも待ち続ける人の気持ちも、 こんなに痛いのだろうか。

無靜寂世界

†多少の緊張は解れるものの、 少しでいいから靜かにして下され。 気が散る、眩暈がする、 それに加えてこの状況は、 實は緊張を助長している様にすら思えてくる。 ただでさえ脳内は忙しいのだ。 私が望むものは、望む亊は一つ。 それまで休まらないのだよ。

藥で

†殆ど追加藥で眠りに就く状態。 起きている間も藥で抑えるけれど、 まだ緊張は拭えない。 書も読むところではない為、 あれからⅠ行も読んでいない。 ずっとある緊張。 藥でも抑制効果が曖昧だ。

昼寝と本寝

†緊張、疲れ、その他で、 気付けば眠りに落ちていた。 その時が来るまでこの心は、 ↑↓とを彷徨うだろう。

すべてを

†行って参りました。 あとはどの様になるのか、 何が来るのか待つのです。 極度の緊張の為、 今は眠る亊にします。 まだ緊張は解けないけれど。

香茶

†明日は朝早いので、 緊張を解く意味でも、 香茶を戴いてから、 備えて早めに就寝しよう。

無口な陽

†朝昼と安定藥は服用せず。 別の藥の為に時間を置く。 午後に入り少し思考時間。 緊張を紛らわす為の映画。 陽が暮れてから無口になる。 良い頃合に空腹でⅠ錠服用。 食後に別の薬を服用予定。 そのⅡ時間後に一日の最終藥。 あとは決めた時間に追加の藥。 こ…

睡魔猫

†心の揺れを察するかの様な、 その猫の温かい寄り添いに、 私はすっかり甘えて了って、 今夜も彼女の傍で眠りに就く。

為に

†張り裂けそうな緊張が増す中、 更に違う緊張が追い立てる様に這う。 だけれど怯えてはいたくない。 あんまり強くはないけれど、 そんなに弱くもないから。

行方捜し

†いつもの街路。 また君の姿がない。 ひっそりとした暗闇だけが、 君の代わりにそこに在り、 夜風がその寂しさに彩りを添える。 あの愛らしい姿は何処に。 可憐な声は何を求めて。 もし漆黒の寒空の下、 独り彷徨っているのなら、 どうか僕の隣に来て欲しい。…

†怖い。 寒い。 心地良い。 静寂。 薫り。 真實。

返感覚

†電車に乗り車を拾い、 そしてあの街並みを歩きながら、 一人で行動していた日々を思い出した。 体がずっと覚えていたらしくて。

平静守って

†行って参りました。 そしてまた一週間の後に。 さすがに初めて尽くしで心体疲労。 でも…進みたいです。

愈々

†明日だ。

青と風

†實に心地良い青と風。 極彩色の虎の夢から目覚めると、 青と風が日々を怠るなと叱咤する。 体のあちらこちらが痛むけれど。 心の何処かが首を傾げるけれど。 感じる儘に任せていると、 少しだけ淨化されたのがわかった。 来るその瞬間に迎えて、 目を閉じて…

酒瓶の中で

†酔っ払って。 酒瓶の中でぐるぐる。 意識が明瞭に保たれた儘で。 どんどん濁る自分を感じて。 半透明な外を眺める。

幻人求

†あなたが求めているものは、 私という命ある人間ではない。 あなたが私に求めているもの。 それは私という人形にみる幻。 こうあって欲しいと創りあげた、 我儘なあなたの想願いの化身。 実はあなたは私の中を、 覗いた亊など一度も無くて、 ただただ情に流…

心体の悲鳴

†何故かしらぁ最近眠れな癖がついて、 午前Ⅲ時になっても眠れなくて困るん。 お藥はとうに服用済みなのに。 今日は堕ちたり沈んだり(同じか)、 もう一人の姪の顔をみられて浮いたり。 翻弄されているという事なのでしょう。 せっかく降ってきた散文も、 暴風…

鼓動

†ちょうど夕刻。 心臓の鼓動が速くなり、 またしても発熱し始めた。 いつもの軽い発作とは違う、 不安度の高いものだ。 発熱は落ち着いてきたけれど、 発作が治まらず今度は怠くなってきた。 疲れが湧いて来て何をしても無気力。 この感覚は私の場合、 (鬱)…

時季の神様

†何故か年も後半に入ると、 まるで約束亊かの様に体調が狂う。 此処数年で夜間救急に世話になる数が増えた。 それはいずれは還るのだからと思うけれど、 今はこうして命ある身なのだから、 まだ徒に連れてゆかないで戴きたい。

クナレ

†遠い日に生きた旅人の言葉が蘇る。 その眼差しは深い泉の様に優しかったが、 紡がれる言葉の中には優しさはなかった。 壊れた時計をくれた旅人は西の空を見上げ、 お前もそろそろ旅立たなければならないと言った。 私も倣って西の空を見上げてみたけれど、 …