折り紙

†或る年より名も判らない様な、
くるくるな心的病を患っているけれど、
これで昔から細かい事をするのを好むん。
その中の一つが折り紙なのです。
やり甲斐があるからか特に折り鶴を好み、
練習も含め、日に多くて三十羽ほどを作成した。
複雑であればある程のめり込み、
難易度高でも作成出来ないなんて事は考えられず、
悔しくて涙を流しながら何回も何枚も折る姿に、
周囲の方々が気味悪く感じるまで折り作った。
あの頃の負けず嫌いはいまだ根強く、
今、様々な折り紙をどさりと渡されたら、
食や眠…我を忘れて折るでしょう。