電球

†小学生の授業で豆電球に触れて以来、
その仕組みと形に惹かれて電球を集め始めた。
発明したといわれる人は知っているけれど、
それとはまた関係無く興味があるのです。



何と言ったら良いのかしら。
点灯した瞬間の、あの妙に歓喜的な。
火と似て異なる魅惑的な光。
ずっと眺めていたのを憶えている。



ただ、蛍光灯には魅力を感じず、
丸く透明な電球だけを集め続けた。
剥き晒しの光だからこそ錯覚出来るのん。