鉛筆

†先端は細く鋭く・・・。
十二歳の時はそうでなかったら、
文字も書きたくなかったし、
絵も描きたくなかったという変癖があった。
そして鉛筆収集家でもあった。
同様に何故か消しゴムの数も半端ではなくて、
筆箱の中はいつもそれらで溢れていた。
試験の時も氏名の記入の際、
問題内容よりも神経を遣っていた気がするん。
少し先端恐怖症だった筈なのに、
変なところに拘っていたのね。やはり変癖。