†彼方と此方を往復し、 浮上してから空をみる。 窓を開けるとまた薫る。 昨日とは少し違って、 怖い程に余りに遡り過ぎて、 幾つかの感情が中を駆け巡り、 虗藭回路を破壊しては修復する。 けれど窓を閉じる亊が出來ない。 閉じたら心も閉ざされて了う。
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