2007-02-01 優陽 感 †少し斜めになって、 硝子越しに眺めていた。 風を嗅ぎたくなって、 窓を開けてまた眺めた。 空の色は変わり続ける。 何処かへ行って了う雲も、 それを彩る夕刻の色も、 どうしてあんなにも、 届かない所にあるのだろう。 どんな色彩用具を、 用いてみても表せない、 空が靜かに奏でる色模様。 外で遊ぶあの子の目には、 どう映っているのだろう。