2006-11-12 行方捜し 想 †いつもの街路。 また君の姿がない。 ひっそりとした暗闇だけが、 君の代わりにそこに在り、 夜風がその寂しさに彩りを添える。 あの愛らしい姿は何処に。 可憐な声は何を求めて。 もし漆黒の寒空の下、 独り彷徨っているのなら、 どうか僕の隣に来て欲しい。 そうしたら君を温めてあげられるのに。