曇天の下の落葉

†風に舞い落ちる葉をみて、
本日は大きな公園へ向かった。
少し寒さに堪えながらも、
そこにある風景への思いが勝った。
たくさんの落葉の敷かれた道を歩き、
何もない様な灰白色の空を眺め、
木の下で少しの休憩をとった。
まだ少し紅い葉が残る美しい木の下で、
空をゆく烏のやりとりを聞いていた。
私にとって幸いに賑やかではなく、
落ち着けたい心にとって藥になる時だった。
今度は晴れの日の賑わう公園で、
自然と共に人の笑顔にも触れてみたい。