眺める空に

†再び会う亊のない空模様。
今、眺めている空の色、雲。
時を贅沢に使って暫し眺める。
空の色は季節や刻により、
似た様な色に出会えても、
同じ雲の形には、
きっと出会えないだろう。
人ならば擦れ違い、別れて、
いつか何処かでまた出逢えても、
今、目にしている雲の形とは、
この時が過ぎれば、
永遠に会えなくなる。
だから人だけではなく、
たまにはゆっくり空を眺め、
その出会いを大切にしたい。