再び考える。

†少しだけ穏やかな夜だったけれど、
教室へ入ってからの私の頭の中は、
この夜の様に穏やかではなかった。




講師とのふたり受講。
それ自体私には何の問題もないけれど、
今回の氣の乱れ様は僅かだが許せなくて、
帰宅の路で思わず肩を落として了った。




今の級に在って私は良い方なのだそうだけれど、
どれだけたくさん勉強してもまだまだ。
然しそんな未熟さは当然なのだし解っている。
だがここでその様な思いが着いて了ったら、
先へ進めなくなるし言い訳みたいに思える。
平素しているが内々に潜む想と焔を再確認し、
それらが灯ったならすぐに触れる様にする。
なるべくなら、常に。



活かしてゆきたいのと同時に、
來るべきであろう時の為にも備えて、
いつでも対応出來る様にしておきたい。