2006-03-28 異世界 †待合室。絡まり合う視線。 電車の振動。駅のアナウンス。 痛む足を意識しながら徐々に睡気。 目まぐるし過ぎて車内で異世界を味わえた。 此処は私の住む世界とは異なるのだと、 怯えもなく本気でそう感じていた。 電車を降りて駅の外に出てすぐに、 お化粧室へ駆け込む。限界だった。